BANDAI: 22年7月 一番賞恐龍 2022

BANDAI SPIRITS ロト・イノベーション事業部が展開する一番くじシリーズに2021年から加わった「一番くじ恐竜」。古代へのロマンあふれるフィギュアをはじめとして定規、小皿、タオルなどのグッズを収録した魅惑のシリーズです。

今回はメインコンテンツともいえるフィギュアをご紹介。2021年の「一番くじ恐竜」の6體に、スピノサウルスビッグフィギュア2種を加え、塗裝も一新された7體8種の恐竜たちを、電ホビ編集部撮り下ろしレビュー! 造形はもちろん、素材と塗裝の組み合わせによる質感表現、なによりも圧倒的な存在感をぜひご覧ください!

BANDAI: 22年7月 一番賞恐龍 2022

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A賞 スピノサウルスビッグフィギュア

それでは各恐竜をレビュー。まずはA賞、スピノサウルスビッグフィギュア。全高約19センチ、全長約30センチの大サイズ・ド迫力での立體化です。ちょっとした子貓くらいのサイズがあり、ずっしり來る重量も相まってビッグフィギュアの名に恥じぬ満足度! 映像作品で獰猛に描かれることも多く、王者であるティラノザウルスのいわばライバル的存在。そのキャラクターを顕した鋭いシルエット・牙を剝いた表情は本弾の顔に相応しい完成度となっています。

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固定フィギュアではありますが、アゴには可動ギミックがあり、表情の変化が楽しめます。

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特徴の背びれはオレンジが入り、本體の水色とマッチする美しい配色。ワニを想起させるような表皮も見事でリアルなシワの寄りかたなどを見ているだけで飽きません。

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B賞 ティラノザウルスビッグフィギュア

スピノサウルスに相対する、恐竜を代表する暴君・ティラノザウルスもビッグフィギュアで登場。2021年版は通常サイズのティラノザウルスのものだったグリーン系のカラーリングとなりました。緑のティラノザウルスはすこしノスタルジックな雰囲気もあり、シャドーの雰囲気もあってまるで図鑑の水彩畫がそのまま抜け出したかのようです。

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こちらもアゴに可動ギミックが搭載。口腔や牙は艶あり塗裝で、濡れているような臨場感があります。

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前腳、後ろ腳の爪も艶ありブラックで質感の違いが表現されています。

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C賞 ティラノザウルスフィギュア

ティラノザウルスは8センチサイズのフィギュアもラインナップ。こちらは獲物を見つけて走り出したかのような躍動感あるポーズになっています。茶色系で塗裝され、2021年版のビッグフィギュアを思わせるカラーリングになっているという心憎い演出も嬉しいところ。ぜひ大小で揃えて並べたいですね。

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強く地面を蹴るために力の入った後ろ腳は躍動感があります。

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天に向けて吠えているようにも見える表情。映像作品の有名なシーンをも想起させますね。

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D賞 トリケラトプスフィギュア

草食恐竜の王様、「3本の角を持つ顔」の名を持つトリケラトプス。紫系のかなりビビッドなカラーリングになっての登場です。すこし優しげな表情とは裏腹に、名前の通り突き出た3本の角は勇壯そのもの。PVCに施された紫の塗裝は、表皮のディテールもあいまって獨特の生々しい質感を醸し出しており、ぜひ手にとって実物で楽しんでほしいところ。

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正面から見れば代名詞である角と頭飾りが目を引きます。角や嘴は艶消しのクリーム色で塗裝されています。

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表皮はグラデーションで塗裝され、立體感を強調。鮮やかな色は素材の質感も相まってまさに皮そのもの。

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E賞 ディノニクスフィギュア

群れで行動していたと言われる、腳に巨大な爪を持った恐竜、ディノニクス。カラーリングはグリーン系のグレーで表現されており、どこか賢くも不気味な表情、そして異形かつ大型の爪とディノニクスの魅力を捉えたフィギュアとなっています。

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顔は正面を向いたものに。なんともいえない目の演技がたまりません。

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シックルクロウと呼ばれる、獲物を必殺する大型の爪とその根本の盛り上がった筋肉が迫力の腳部にも注目です。

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F賞 ステゴザウルスフィギュア

剣竜と呼ばれる草食恐竜の華、ステゴザウルス。最大の特徴である怪獣を思わせるような背中に並ぶ背びれは美しく配され見ているだけで楽しめます。色はイエロー系となり、背びれの鮮やかなオレンジも相まってまるで南國の鳥を思わせる美しさ。どっしりとした重量感を感じさせる四足も素晴らしい。

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背びれから尾ひれまでつながるオレンジのラインがチャームポイントです。

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イエローのカラーリング、皮の質感と相まって鳥をイメージさせる頭部。お顔も鳥っぽくてとぼけた感じが非常にナイスです。

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G賞 ブラキオサウルスフィギュア

全高26メートルの超巨大草食恐竜、ブラキオサウルス。ブラキオは腕という意味で、その名の通りまるで腕のように大きな前腳を持っています。カラーリングはホワイト系となり、そのシルエットも相まってまるで白亜の塔のような神々しい姿。ファンタジックで恐竜という、魅力的なアイテムです。オススメ!

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正面から首~顔を眺めれば実に美しいシルエット。微笑んでるような口元がまた、たまらなく可愛いのです。

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表皮のディテールの密度も他の恐竜と異なる大膽なサイズで、巨大さを演出します。後ろからでも目立つ前腳の筋肉が淒い。

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H賞 ものさし(全4種)

H賞のものさしは1/100スケールの古代生物がプリントされたおしゃれなデザイン。人型シルエットも入っており、サイズをイメージしやすい優れものです。

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I賞 ディッププレート(全4種)

化石の模様が掘り込まれたディッププレートは醤油を入れると高低差でレリーフが浮かび上がる、楽しい仕様です。

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J賞 アクリルキーホルダー(全8種)

古代生物や骨格などをあしらったアクリルキーホルダー。琥珀に閉じ込められた蚊はモチーフのチョイスが素晴らしい!

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K賞 タオル(全8種)

おしゃれなビビットカラーのタオルは全8種。バシッと恐竜のビジュアルが切り抜かれた構図になっています。

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ラストワン賞 スピノサウルスビッグフィギュアラストワンver.

ラストワン賞のスピノサウルスは形狀そのものはおなじですが、黒をベースにしたカラーリングでより締まった印象となっています。背中の大きな帆先には黒に映える赤があしらわれて目を引きます。もちろん顎部の開閉ギミックも健在!

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最後は自然光でのフォトを。リアルな造形は、自然光でその迫力を増します。

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自由研究に大作映畫にと、夏といえばなんだか出番の増える恐竜たち。そんな彼らに今年も出會える「一番くじ恐竜 2022」のご紹介でした。レビューの通り完成度は折り紙つき、店頭でお見かけの際にはくじを引いてみてくださいね。

來源:78動漫